代表

久保幸子2020年撮影

2003年に立ち上げた東京話し方教室が東京コミュニケーションスクールの前身になりますが、私、久保幸子が創業当初から現在(2021年)までずっと代表を務めさせて頂いております。

このホームページ<東京ジャパニーズスクール>は、2014年に東京都の助成金事業に応募し採択企業として選定された時に立ち上げたもので、翌年に助成金事業は辞退してしまいましたから、皆さんが普通に考えるような「学校」は実際にはないのです。

ただ、外国人が多分日本で一番多く集まる渋谷駅から徒歩6分の地に事務所を構えさせていただいておりますのも、何か外国や外国人に関わる、役に立つ仕事がしてみたい、させてもらいたい、という気持ちから。

その渋谷事務所から毎日主にアメリカに向けて日本語の授業がオンラインで行われています。

今までの経歴である日本語テキスト執筆、スピーチ・プレゼン指導、面接指導、国語指導、在留許可申請書類作成、上海語講座、そして、もちろん、現在日々実施している日本語授業・留学生向け不動産賃貸業務をどう持っていけば一番いい形で活かせるのか。パズルを解くような気持ちでずっと考えていました。

そんなある日、今までビザ申請書類を何十件と私に依頼してきた経営者から、特定技能・技能実習生を日本に呼び寄せる仕事を手伝ってくれないかと依頼され、その経験の中で、遂に、アジアにある日本語学校と結びつけば、そこの孤児達に日本語学習機会を与えられる奨学金を基金として設置、来日させてあげられる機会が作れるかも、と気づくに至りました。

アジアの親もいない貧しい子供達が、一生懸命勉強さえしたら外国に行けるかもしれないと夢を持つことは、持てることは、何と素晴らしいことでしょう!

その子達に学習機会を与えられたら・・・。

それだったら東京コミュニケーションスクール=東京ジャパニーズスクールが基金を創設して・・・もしかしたらそんなことができるかも、と。

まだまだ、その夢はスタートラインに立ったばかり。
これからどうなって行くのか、全くの未知数です。

でも、その夢を実現させるべく今おぼつかない歩みを一歩踏み出したところ。

孤児に日本語学習の機会を与える。
遠隔地である東京から。

どうか、送り出し機関の皆様、私共東京コミュニケーションスクール=東京ジャパニーズスクールに学生をご紹介くださいませ。

日本語の遠隔授業・入管提出書類のチェック・在日事務所等、私共にできますことは何でもさせていただきます。

2021年3月28日

東京コミュニケーションスクール代表 久保幸子(くぼさちこ)