実話1:「えー?!名詞の否定形を『NOUNじゃありません』で教えるんですか?『NOUNじゃないです』じゃないんですか?」(じゃありません、か、ではありません、か、忘れた<(_ _)>)
私は心から驚いて言った。私はその時、日本語教師の養成講座に通う学生だった。「だって・・・。『NOUNじゃないです』ってみんな言ってるのに。NOUNじゃないです、で学んだら、学生はADJくないです、で楽に学べるのに。どうして、わざわざ複雑に教えなくちゃならないんですか?しかも、その言い方が圧倒的に話されているのに。先生、それは、おかしいと思います。」
ずーーーっと前、私のまだまだ若かった頃、その「じゃない事件」は起こった。担当教師は「そもそも『じゃありません』はよく話されている」と言う。私は放送で話された日本語を録音し「じゃありません」と「じゃないです」の出現頻度の対比を見せ、「じゃないです」の方が圧倒的に多いと反論した。しかし彼女は「もし、そうだとしても、『じゃないです』よりも『じゃありません』の方がフォーマルに聞こえるとか何とか言った。はあ?そんな0.1%みたいな僅かな僅かなニュアンスの話より、NOUNじゃない、なADJじゃない、いADJくない、で、すっきり教えられる方がどれだけ益が大きいか。先生は、自分の学生が”No,no,no,no,,,”を「ないないないない・・」と言った、とか言った。そんな幼稚な日本語は教えられない・・・。私はそれに対し泣いて抗議し、そんな見識の低い、非効率的な教え方にこだわる教師の顔を見るのも嫌で、登校拒否に生まれて初めてなった。
実話2:その数年後、大変に幸運な巡り合わせで私は小さな小さな出版社の日本語のテキストを執筆?することになった。やった。ここで「じゃないです」が導入できる!ところが。その出版社の社長も、あろうことか!「じゃないです」を拒否された。「ええ?!どうしてなんですか?」「いや、やっぱり「じゃないです」は・・・。それで、そのテキストは「NOUNではありません」が社長さんのご意見に沿って採用され、但し書きで「会話体では「じゃないです」も使われる」とそのページの下の方に付け足された。
実話3:それから長い年月が経って、NOUNじゃないです、を初期導入するテキストBが欧米人に主に使われるようになった。じゃない、を初期導入しないことに腹立った見識高い教師達が集まって現状を打破したのだ!素晴らしい!!否定形というのは肯定形の次に重要で、それがわからないと背骨が1本まっすぐに通らない。その点でテキストBはNOUNとADJECTIVEでは「ない」を貫いたが、動詞では貫かなかった。また、命令形を初級2で教えない、という、それも、また、信じられない話。でも、一番大事な名詞と形容詞において「ない」をちゃんと教えてくれていて、その点だけで私は、このテキストを奨励したい。位に「ない」が大事。と考えている。
実話4:私が今までで一番上手だと思った日本語教師の朝鮮系中国人の方に「じゃないです」を先に教えるべきですよね?じゃないです、の方がずっと話されていますよね?と言ったら、「はあ」みたいな感じで、別に、じゃありません、も、じゃないです、も同じじゃないですか、と。名詞の否定は「じゃありません」で教えています。と。ところが、その後、あるパンフレットを見ていて、そこに「ああ、すまんすまん」があった。これも「すまない」で「ない」が「ん」に変化したもので、わからん、の「ん」で、東京方言の「わかんない」は、「ない」は変化せずに「ら」が「ん」に変化した・・と話していると、目をキラキラさせて「ああ、確かに、ない、が大事なんですね」と。そして、その親友の中国人の日本語教師は特定技能に教えているが、彼らの一番困ることは、日本人から「わからんの?」と訊かれたとき。わからん=わからない、とやっと理解はしたものの、「わからない」が「わからない」。
その後で、私もはっきりわかった。じゃないですか。を使っていた彼女は、じゃありませんか。を使わないで、じゃないですか、を使っていた訳だから。彼女こそ「じゃない」がなければ話せない、自分が最も多く「じゃない」を話していた日本語話者だったのだ。
実話5:テキストAの素晴らしい点は、ほぼ全ての各国語に訳されている点である。しかも、練習問題が豊富にある。このテキストの私が変だと思うもう一点は、大事な文法が繰り返して書かれない点だ。練習Aというページに主要文法が載せられているのだが、どういう訳か、重要文法が色づけされず、繰り返されない。だから、ちょうどいいと私は思う。その繰り返されない空白に、大事な「じゃないです」をあなたが書き込めばいいのだ。これで「書く勉強」はできるし、聞く勉強は、私がネット配信してあげようと決めて今日、こうやって、ここに臨んでいる。
紹介したCMは、「ない(です)」がなければ、わからかければ何も聞き取れないことを雄弁に物語っている。じゃないです、の、最も基本の重要な部分は「ないです」だ。そして。
日本語の最も重要な構造、長い形で話すこと。そのために「短い形」に「です」「ます」を足すことで丁寧さを足す、という構造を、「ないです」なら理解することが可能だ。おはよう、に、ございます、を足して丁寧さを加えなければ自分が社長にならないで日本で稼ぐことはできないのだから。
NOUNじゃないです。
なADJじゃないです。
いADJECくないです。
あります←→ないです(=ありません)
いらないです
VERBないでください。●
VERBなくちゃだめです。CF.VERBちゃだめです。●
VERBたことがないです。
まだVRRBてないです。
何も ないです。
だれも いないです。
何も わからないです。
いい んじゃないですか。
行くな。●
わからん。●
NOUN ではありません。
NOUN で あります。
NOUN①で あり、NOUN②でもあります。
NOUNで ありますように。
どうも=HEY
日本語=JAPANESE LANGUAGE
かお=FACE
ねこ=CAT
いぬ=DOG
耳=EAR
目=EYE
はな=NOSE
くち=MOUTH
もともと=ORGINALLY
人=PERSON
えもじ=PICTURE+LETTERS=EMOTICON
すうじ=NUMBER
おおもじ=UPPERCASE、CAPITAL LETTER
こもじ=LOWERCASE
くろじ=SURPLUS=IN THE BLACK
あかじ=DEFICIT=IN THE RED
うた=SONG
おはようございます、こんにちは。こんばんは。どうも。はじめまして。さちこです。
日本人です。日本語教師です。日本語の先生です。
日本語オンラインは私のサイトの名前です。
「へのへのもへじ」は、私のサイトのトレードマークです。
へのへのもへじ、は、ねこです。ねこの顔です。いぬじゃないです。
へ、は、ねこの耳です。
の、は、ねこの目です。
も、は、ねこのフェイスラインです。
ちいさい「へ」は、ねこの鼻です。
じ、は、ねこの口です。
へのへのもへじ、は、へのへのもへじ、から、きました。もともとは、ねこじゃないです。人です。人の顔です。
へのへのもへじねこ。HEY<HEY<HEY・NONONONO・NOMOREHEY・
えもじ・かんじ・すうじ・ローマじ。大文字小文字黒字赤字
へのへのもへじねこの歌です。サイトもへのへのもへじねこも、よろしくお願いします。
しつもん1)せんせいのなまえは?
しつもん2)せんせいは 中国人ですか?
しつもん3)へのへのもへじは、せんせいのサイトのトレードマークですか?
しつもん4)へのへのもへじは、いぬですか?
しつもん5)「へのへのもへじ」の「の」は、くちですか?