志望動機(しぼうどうき)

面接で(必ず)きかれます。
どうしてこの仕事をしたいと思ったか、希望(きぼう)したかの理由・きっかけです。

希望がある/ない〇
志望がある/ない×

例文1
「お給料の希望はありますか」
「20万円はいただきたいと希望しています」

例文2
もう、食べ物も飲み物もない。もう、希望の火がきえた。と思ったとき、急にひとすじの光が見えた!朝日の方から1隻の船が小さく見えたのだ!こっちに向かってくる!!

でも、志望は、入学面接や入社面接の時の特別なことばです。

志望の志は、こころざす、と読みます。こころ+さす
さす、は、かさをさす、の、さす、です。
かさを(天に)↑さします。

指の名前「ひとさしゆび」は、親指のとなりの指です。
人をさす→から「人差し指」です。

おすしは、ごはんといっしょになっている食べ物ですが、ごはんがなかったら「さしみ」と呼ばれる料理になります。
魚の身(み)をさして切ってきれいにならべる料理です。

目指す(めざす)ということばは、目標と似ています。

    私達は奨学金を目指してがんばっています。=
    私達は奨学金を目標に(して)がんばっています。=
私達の目標は、奨学金です。

それに向かって、目をそこにむけて、しっかりさして、その方向に(大変だけどがんばって)行くことです。

志す=こころざす、は、心がその目標に向かって向いていて、さす、感じ。確かに、漢字の上には武士(ぶし)の士、下は心です。

例文
①あの子どもは、こころざしが 高いねー。いつ見ても勉強してるよ。えらいねえ。

②私達は介護福祉士を志して勉強しています。

動機はきっかけです。理由。仕事の話だから、わざわざ難しい言葉を使ってレベルを上げています。

「ご主人と出会ったきっかけは、何ですか?」
「友達の誕生日パーティーです」